看護師として働く上で避けて通ることのできない業務の一つに看護記録があります。
以前の看護記録は単なる備忘録として事実を記載していくのみでしたが、近年ではPOSと呼ばれる問題点志向型のシステムが主流となり、その中で重要な役割を果たす経過記録の部分には「SOAP形式」が採用されるようになりました。
SOAP形式を取り入れることは、患者一人ひとりが抱えている問題点やプロセスが明確になって治療方針を選択する際にも役に立つほか、他職種同士のチーム医療で正確な情報共有が実践しやすいことなどが大きなメリットとされています。
しかしその反面、実際の医療源場ではSOAP形式の看護記録を書くことが苦手だと感じている看護師も多く、作業に時間がかかりすぎてしまうなど業務に支障をきたしている現状もあるようです。
そこで、医療スタッフへ向けたSOAP形式のセミナーが各地で開催されていて、看護師の間でも人気となっています。
セミナーでは、記録内容の質を高めながら効率的に記載していくにはどうしたらよいのか、といったノウハウやコツが丁寧に伝授されます。
いざという時に自分を守ることができるように、万が一の医療事故などにも備えられるリスクマネジメントやアクシデントレポートのレクチャーもあり、受講することで安心を得られるでしょう。
講師は長年医療現場で活躍しているドクターや看護師が担当しており、POSやSOAP方式を中心とした看護記録の基本知識について振り返るカリキュラムも充実しているので、看護師になりたての人や基礎から学び直したいという人にも最適な内容となっています。
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